日本ヒューレット・パッカード（以下、日本HP）は、「Yahoo！ BB」を運営するソフトバンクBBのネットワークオペレーションセンターに、自動故障切り分けシステムを構築したことを発表した。

　HP コンサルティング・インテグレーション（CI）統括本部は、ソフトバンクBBのネットワークオペレーションセンターである「Super－NOC（Network　Operation　Center）システム」を2005年に構築。今回新たに、ワークフローエンジンを搭載するフレームワーク製品「HP Service Activator」による自動故障切り分けシステム「ATiS（Automatic Trouble isolation System）」を受注し、構築した。

　「ATiS」は、2007年11月からテスト運用を開始し、2008年6月に本格稼動を開始。今回のシステム構築によってソフトバンクBBは、業務フローの整備・標準化し、運用効率向上とコスト削減、サービス品質向上を目指すと発表されている。