- 2008/06/09 掲載
NTTアイティ、自動で手のひらを識別し、映像を投影し続けるサイネージシステム
本製品は、公共空間にいる人たちの手のひらに映像を表示するシステム。カメラによって検出した手のひらを追随して映像を投影し続ける。また、映像が投影された最大7名の複数の手のひらを合わせると、別の新たな映像を表示する動作認識機能などを有しており、体験者が映像をインタラクティブに操作することも可能だという。
この製品に用いられている技術は、NTTサイバーソリューション研究所の「情報を降らせるインタフェース」がベースとなっている。天井部に取り付けたカメラが撮影した画像の中から肌色の部分を抽出し、身体との位置関係や大きさといった条件から手のひらの位置を特定する。そこにプロジェクタから映像を投影することで手のひらの上に乗るように映像を表示することができる。
各種イベントでのアトラクションや広告媒体、屋内パブリックスペースにおける映像演出としての利用を見込む。
価格は、システム販売の場合、500万円(税別、ハードウェア、ソフトウェア、標準設置工事含)から。レンタルの場合は85万円(税別)から。
関連コンテンツ
PR
PR
PR