朝日放送、新社屋移転に伴い次世代放送プラットフォーム構築

　現在、国内外の放送局は、コンテンツのデジタル化、HD（High Definition）化に伴いネットワークのIP化、広帯域化が急速に進んでいる。次世代の放送では、番組コンテンツやCMを、多様な端末にインテリジェントかつ効率的に配信できるようになる。視聴者の興味や嗜好を分析し、より視聴者ニーズにあった番組制作や、検索連動やログ解析などによるきめ細かい広告展開等が可能になる。

　朝日放送 技師長 香取啓志氏は、次世代の放送局で必要とされるプラットフォームにシスコのCisco CRS-1は、「ネットワークの拡張性と信頼性を大きく高める」と大きな期待を寄せ、「システムへの投資を保護しながら、データや音声、動画の伝送が可能になり、次世代の統合化されたIP/MPLS ネットワークインフラが構築できる」と語る。