ラック、最新のWebアプリケーションへの脅威を検知する無料ログ解析ツール提供

　IPAは、今月4日に発表した5月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況で、SQLインジェクションによる不正アクセスが多発していると警笛を鳴らす。そんな中、ラックは9日、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃の有無を確認できるWebサーバのログ解析ツール「SecureSite Checker Free」をバージョンアップしたと発表した。

　今回のバージョンアップでは、多くのサイトで利用されるApache HTTP Serverへの対応と、解読が難しくなってきているSQLインジェクションなど、最新のWebアプリケーション脅威の検知も可能になった。Webサイト管理者は、ラックのWebから利用者登録を行うだけで、無料ですぐに自社のWebサーバのログを解析でき、外部からの攻撃の痕跡を確認することができる。