- 2008/06/10 掲載
【中国主要ITニュースまとめ読み(5/19~6/1)】四川大地震の中国通信産業に対する経済損失は450億円
今年第1四半期(1~3月)の中国市場プリンターの出荷台数は185万5,000台、前年同期比1.5%伸び、売上げは約381億円(25億4,000万人民元)、前年同期比7.6%の伸びとなった。その内、インクジェット・プリンタの出荷台数は119万9,000台、前年同期比3%減少、レーザー・プリンターの出荷台数は46万8,000台、前年同期比13.3%の伸びとなった。(2008.05.19)
中国でサーバなどを販売する中国浪潮集団(LANGCHAO)は中国農村部パソコン市場に正式に進出する見通し。同市場に進出するため、浪潮集団は新世代農村専用のパソコンシリーズ製品を開発・生産し、その製品の最低販売価格を約3万円(2,000人民元)に設定する予定だという。(2008.05.22)
「中国情報産業部電子工業基準化研究所」(CESI)と「中国閃聯(IGRS)基準工作組」の共同設立した「IGRS基準テスト連合実験室」が北京で正式に設立された。同「実験室」は国家発表のIGRS基準に基づき、コンピュータ、テレビ、DVD、音響、プロジェクター、デジタルカメラなど3C製品のIGRS基準に基づく製品の機能と品質を検証・保証することになる。(2008.05.23)
最近、海信ネット科学技術公司(Hisense TransTech Co.,LTD)とIBM社が北京で戦略的協力協議を結んだ。同協議によると、今後、双方は知能交通領域における技術・販売・サービスなどの面で全面的に協力することになるという。(2008.05.24)
2008年5月12日、四川省ブン川県でM8.0強烈な地震が起こり、現地および周辺部の人員・財産に重大損失をきたした。中国工業・情報化部のデータによると、今回地震の中国通信産業に対する直接経済損失は約450億円に及んだ。その内、通信基地局の被害数は2万9,064基地局、通信回路の被害は2万2,704キロメートルとなった。(2008.05.27)
このほど、中国工業・情報化部、中国国家発展改革委員会、中国財政部は、『電気通信体制の改革深化を図る通告について』を連合発表した。同『通告』の正式発表により、中国6大電気通信運営企業に対する再組成・合併を行うことになる。その再組成・合併案は次の通りである。
・中国電信集団公司(China telecom)は、中国聯合通信公司(China Unicom)CDMAネット業務(資産とユーザーを含む)を買収。
・中国聯合通信公司(China Unicom)と中国ネット通信集団公司(China netcom)は合併。
・中国衛星通信集団公司(China satcom)の基礎電気通信業務は中国電信集団公司(China telecom)に合併。
・中国鉄通集団公司(China tietong)は中国移動通信集団公司(China mobile)に合併。
(2008.05.29)
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