- 2008/06/05 掲載
EMCジャパン、省電力/データ圧縮技術搭載のバックアップ新製品を発表
「EMC Disk Library 3D 1500/3000」は、中堅企業向け、LAN接続のディスクバックアップシステム。ポリシーに基づくデータ重複除外バックアップ機能、信頼性が極めて高い(ファイブ・ナイン:99.999%)ストレージ・プラットフォーム、IPレプリケーション機能を実装している。さらにデータ重複除外によってバックアップ・データを最高で50分の1に削減することにより、バックアップに必要なストレージ容量を軽減し、別の場所へ効率良くデータ転送を行うことが可能となる。
「EMC Disk Library 4000」は、EMCのオープン・システム向け仮想テープ・ライブラリ(VTL)で、今回新たにデータ重複除外、ディスク・ドライブのスピンダウン機能(オプション)を実装した。新開発の省電力ディスク・ドライブを組み合わせることにより、大幅な消費電力の削減が実現。ディスク・スピンダウン機能では、使用されていないドライブを休止状態にすることにより、電力と冷却の総コストを最大19%削減することができる。
「EMC Avamar Data Store Gen 2」は、EMCの次世代バックアップ/リカバリ・ソリューションの機能強化バージョン。「Avamar Data Store Gen 2」は、バックアップ用に保存される前の段階で、データの重複除外を実現する製品となる。今回の新バージョンではアプライアンス・サーバ1台あたりのバックアップ容量の倍増による拡張性をはじめ、サポート、操作性の向上を実現している。このソリューションにより、ユーザーは、1TBのバックアップ・データあたりの電力消費量を最大で43%削減できるほか、これまでのAvamarと比べて、TCO(総所有コスト)を最大25%、テープと比較した場合には最大75%削減することもできる。この結果、より多くの情報を管理できるようになるほか、データの重複コピーをバックアップすることによって生じる負荷を排除できる。
「Avamar Data Store Gen2」は本日より、それ以外の2製品は8月1日より順次提供を開始する。
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