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  • 【サーバ市場調査】出荷トップは、06年第3四半期以来のNEC

  • 2008/05/30 掲載

【サーバ市場調査】出荷トップは、06年第3四半期以来のNEC

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IDC Japanは、2008年第1四半期(1~3月)の国内サーバ市場の規模を発表した。
 IDCによると同期の市場規模は前年比3.2%減の1,850億円、出荷台数で16万9,000台となり、前年同期比1.8%の増となった。国内サーバ市場は、需要停滞期が続き、2007年第4四半期でプラス成長になったことから、同社は回復軌道にのると予測していたが、今期の出荷台数の前期比は1.8%に留まり、前期の3.7%を下回った。

 1、2月のサーバ需要は堅調に推移していたが、3月に入って急減したという。その要因として、「円高、株安、原油高、原材料費の高騰等により、3月期の業績が予測を下回り、IT投資を控えた」とIDC Japan サーバー グループマネージャー中村正弘氏は分析する。このため、サーバの新規購入の凍結、買い替えの先送りが発生し、出荷台数が伸び悩んだという。なお、「x86サーバが更新需要の谷間を抜けたという見方に変更はない」と同氏は語る。

 2008年第1四半期の市場動向を製品分野別にみると、メインフレームが官公庁、金融業の大型案件により大幅なプラス成長となった。x86サーバもプラス成長を維持。これに対して、RISC&IA64サーバは大きく落ち込んだ。これは、前年同期に科学技術計算用途の大型案件が集中したことの反動による。これを除けば、RISC&IA64サーバも、それほど悪い結果ではなかったという。

 ベンダー別では、NECが2006年第3四半期以来、首位となった。メインフレームで大型案件を獲得したことが大きく貢献。x86サーバも好調だった。2位は富士通。同社もx86サーバが好調だった。前期1位だった日本IBMは3位に後退。RISCサーバは好調だったが、x86サーバが振るわなかった。4位は、日本HP。x86サーバで引き続き出荷台数を増やしたものの、出荷金額が伸び悩んだ。RISC&IA64サーバも不振でした。

国内におけるサーバー関連の電力コスト予測、2000年~2011年
国内におけるサーバー関連の電力コスト予測、2000年~2011年


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