ファルコンストアとソフトバンクBB、仮想テープライブラリを共同販売

　米FalconStor Softwareと日本法人のファルコンストア・ジャパンは22日、ソフトバンクBBとファルコンストアが提供する仮想テープライブラリ（以下、VTL）の新製品 「VTL-S」および「VTL-V」の国内流通市場における独占販売契約、およびサポートセンター設立などの共同販売戦略について合意した。6月1日より販売を開始する。価格は、2TB（DeDupe機能で30TB相当）版の「VTL-V3」のライセンス料金58万3,000円（税抜）から。

　今回の新製品では、データの重複除外（De-dupe）をし、およそストレージ領域を約15倍有効に利用できる機能やリモートテープレプリケーション機能を搭載。低価格モデル「VTL-S」（Linux版）および「VTL-V」（VMware版）を投入し、中小企業向けの市場開拓を狙う。

　今回両社が合意した内容は、大きく分けて4つ。 1つがVTL-SおよびVTL-Vの日本国内流通市場における独占販売契約。2つめが、ファルコンストア・サポートセンター設立によるリセラーおよびエンドユーザ向け技術サポートの強化。3つめがファルコンストア統合バックアップシステムおよびVTL製品のトレーニングコースの共同運営、最後がソフトバンクBBリセラー向け特別販売支援プログラムの共同運営を行う。