昭和電線グループ、アシストの内部統制評価支援ツール導入

　内部統制評価には、評価の実施にあたり有効性の評価を実施するための手続き、および実施した評価結果、ならびに発見した不備およびその是正内容について記録し、保存することが求められている。加えて、2009年3月までに実施する評価作業は少なくとも予備評価、本評価の2回、さらに部門単位で行う自己点検まで含めると、実際にテストを実施する現業部門はもとより、評価の進捗管理、各種伝達や結果の取りまとめを行う内部統制プロジェクト自体の工数は莫大なものになる。

　これを毎年繰り返すには膨大な作業やコストが必要になるため、同社では負荷軽減のための評価支援ツールの導入を検討していたという。同社がアシストの「Tosei Vision」を導入した理由として、操作画面の利便性が高い点、全社的な内部統制と業務プロセスの内部統制の両方に対応している点、グループ企業の実運用を考慮したライセンス体系になっている点を挙げている。