- 2008/05/22 掲載
NEC、台湾から約35億円で国民年金システム受注
台湾は、昨年7月に国民年金保険法が成立、本年10月より施行される。同法が施行されると、被保険者は約500万人になると推定される。500万人分の年金データを扱うため、同システムには、レスポンスの確保、ディザスタリカバリー対策、情報漏えい対策など非常に高い信頼性が求められる。
同システムで取り扱うのは、被保険者管理、保険料の計算、請求、収納、勧告、給付といった国民年金に関わる一連の業務。同システムにより、被保険者はインターネットで各種の申込みや検索が可能になる。同社は、すでにシステム開発に着手しているが、本年10月に一次システムを提供し、その後順次機能を強化していく。
同社は、グローバルな事業展開を加速させている。今月21日には南アフリカの国民IDシステムに同社の指紋照合システムを導入すると発表したばかり。
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