サンの「Access Manager」で、日立の指静脈認証システムが利用可能に

　サン・マイクロシステムズ（以下、サン）は、日立製作所（以下、日立）の協力のもと、サンの「Sun Java System Access Manager 8.0」（以下、Access Manager）の認証に、日立の指静脈認証システムの利用が可能となるソフトウェア「指静脈認証連携用モジュール」を開発したことを発表した。

　「Access Manager」は、企業内のユーザ情報の安全な利用／共有／管理を実現する「Sun Java Identity Management Suite」の1つ。「Access Manager」と「指静脈認証連携用モジュール」を組み合わせることで、企業内での情報システム利用時に必要なパスワード入力を指静脈認証に代替し、セキュアなシングルサインオンシステムを構築可能となる。

　なお「指静脈認証連携用モジュール」は、サンのシングルサインオンのオープンソースソフトウェアである「OpenSSO」、「OpenDS」、「GlassFish」でも動作可能であり、5月21日からサンが無償でソースコードを公開する。