- 2025/04/22 掲載
ECOMMIT、最大規模の「東京サーキュラーセンター」を開設――関東圏の循環インフラを強化
東京サーキュラーセンターは、選別業務のDX・自動化の導入を進めるフラッグシップ拠点として機能する。ECOMMITはこれを通じて、大量の循環データを活用し、ものづくりの在り方そのものを変革する拠点と位置づけている。
ECOMMITは、不要品の回収・選別・再流通を手がける循環商社であり、資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を提供している。生活者に対し“捨てる”のではなく“パストする”という選択肢を提示し、アパレルブランドとの連携による衣類の回収スキームなども展開している。
現在、全国に約4000拠点の回収網を持ち、年間約13,000トンの物量を取り扱っている。その中でも関東圏の物量は年々増加しており、新設された東京サーキュラーセンターは、それに対応するための中核拠点としての役割を担う。
同センターでは、創業以来17年間で蓄積された選別技術とノウハウを活用しており、一次選別ではプロピッカーの知見を標準化・データ化。二次選別では、ファッションやトレンドを踏まえた高度な選別が行われる。ECOMMITは、選別と販売を密接に連携させることで、廃棄物の削減のみならず、再流通先での新たな価値創出にも取り組んでいる。
東京サーキュラーセンターは、循環を前提とした新たなものづくりを実現するため、経済と環境の両立を目指すデータ活用型の拠点となるという。
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