- 2008/04/17 掲載
CTC、米ラッカブルと提携でグリーンITソリューションを展開
さらに、大量のサーバを運用しエネルギー効率化が急務とされる大手コンテンツプロバイダーやHPC(High Performance Computing server)需要の高い企業に提供する。
ラッカブル社のサーバやストレージ品は、従来の交流電源方式に比べて、最大30%の電力および熱量の削減効果があるといわれる直流電源方式に対応している。サーバラック内に同社の交流/直流変換機を搭載することにより、従来型の交流電源方式のデータセンターでも設置可能。これにより、従来の設備環境でも約10%の省電力を実現する。
さらに、奥行きサイズが従来型のサーバの約半分の1Uハーフサイズ。ラック内にサーバの背面同士を向かい合わせて対面設置する冷却効率の高いBack to Backマウント方式を採ることで、ラック内部中央にサーバから排出される高温の排気を集約する排気路を作り、サーバラックの冷却効率を飛躍的に向上させた。
同社は、環境配慮型のデータセンターとして2008年秋、東京の文京区に目白坂データセンターを開設する。同センターでは、直流電源供給設備や高効率空調機器の導入など設備インフラ面の省エネ対応に加えて、4月から提供を開始している仮想化シェアード・ホスティングサービス「IT統合基盤サービス」のプラットフォームとして新たにラッカブル製品を採用することで、自社データセンターにおける消費電力を、従来型のサーバを採用した場合と比較して最大30%削減を目指す。
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