セキュアブレイン、西日本シティ銀行が「PhishWall」導入

　金融機関では、昨今、フィッシング対策が急増。全国銀行協会が先月発表した報告書によると、2007年の1年間で報告された「インターネット・バンキングによる預金等不正引出し」件数は181件、金額に換算すると1億3300万円にのぼる。前年に比べ、件数は4倍、被害金額で3倍強に増加している。

　西日本シティ銀行では、フィッシング詐欺対策としてPhishWallを導入し、4月1日よりサービスを開始する。サービス開始後、顧客が西日本シティ銀行の真正Webサイトにアクセスすると、顧客のブラウザのツールバーで動作する「PhishWallクライアント」に緑色の信号が表示され、一目で安全であることが証明されるという。

　同ソリューションは、金融機関に広く採用され、沖縄銀行、常陽銀行、ジェーシービー、千葉銀行、東邦銀行、武蔵野銀行などが導入している。