NTTデータ、地銀6行と新共同センター実現で基本合意

　NTTデータは、地銀6行とITを活用して迅速かつ効率的に商品やサービスが提供できるような新共同センターに関して検討することで合意した。

　同センターには、高い評価を得ているバンキングコアソフトウェア「NTTデータ標準バンキングシステム」を導入する。今回、合意した6行は、神奈川銀行、但馬銀行、東京都民銀行、東北銀行、富山銀行、長野銀行で、NTTデータはこれら6行に対して、平成9年より、銀行オンラインシステム初の共同利用型アウトソーシングセンター「STAR-ACE」を提供している。

　今回の検討にあたってNTTデータは、従来からのベンダーフリーである中立性に加え、BeSTAに、これまで「STAR-ACE」で提供してきた、きめ細やかな各種機能を継承し、当社は6行を核に新共同センターの実現、拡大を図っていくという。

　共同センターは、預金・為替・融資等の業務処理機能や基幹系システム群を基本とする。