- 2008/03/19 掲載
NEC、ニューメキシコ大学に2万2000台規模のユニファイドシステム導入
このシステムには、3つの特徴があるという。まず、複数のPBXを同一のネットワーク上に統合し、大規模なIPネットワークを構築した点。NEC独自のNetFusing機能を活用し、フルIPコミュニケーションサーバ「UNIVERGE NEAX 2400 IPX」で構築された既存のネットワークと、新規に導入するSIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」をIPで統合。既存システムを活かした効率的な運用を実現している。
次に、設置場所や利用シーンに応じて、さまざまな端末を採用した点。設置場所や利用シーンに応じて、入力ボタンやディスプレイ、受話器などを自由に組み合わせが可能なモジュール合体式IP対応多機能電話機「UNIVERGE IP Phone DT700シリーズ」とデジタル対応多機能電話機「UNIVERGE Digital Phone DT300シリーズ」を大学幹部や教員向けに導入。今後、電話機に内蔵されたXMLアプリケーションを活用した業務システムとの連携を目指す。
そして、NECのコラボレーションミドルウェア「UNIVERGE OW5000」を中核にユニファイド・コミュニケーションを実現した点。IM(インスタント・メッセージ)やUMS(ユニファイド・メッセージングシステム)など、プレゼンス機能を活かしたコミュニケーション環境を実現。専用サーバを追加することなくビデオ会議の利用も可能である。さらに、ユニファイド・コミュニケーションを実現するアプリケーションをモバイル端末に導入することで、外出先でもIMやUMSを利用できる。
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