シマンテック、Windows Mobile向けセキュリティ対策製品を発表

　Symantec Mobile Security Suite 5.1 for Windows MobileはWindows Mobileを搭載したスマートフォンにおいて、パソコンと同水準のセキュリティ機能、データ保護機能を実現するというモバイルセキュリティソリューション。ウイルス対策、ファイアウォール、SMSスパム対策、データ暗号化といった機能を備えており、モバイル機器特有のセキュリティリスクを緩和し、内部セキュリティポリシーや法令遵守を実践できるとしている。

　同社は、米調査会社Yankee Groupの研究を引き合いに出し、エンタープライズモバイルデータユーザーの数が2010年には2億6900万人に達する（年平均成長率19.8％）として、今後モバイル機器向けのセキュリティ対策が重要になると指摘。そのため、Symantec Mobile Security Suite 5.1とSymantec Mobile VPN 5.1の両製品を、シマンテックのエンドポイントセキュリティ製品ファミリーの中心に据え、同社の掲げる「セキュリティ2.0」戦略の重要なコンポーネントと位置付けて展開していくという。

　価格は規模によって異なるが、100～249ユーザーの場合、1ユーザーあたり6,700円。いずれも、Windows Mobile 5.0および6に対応している。