- 2008/03/06 掲載
「SAP ERP 6.0」、業界共通ソリューションと特定業界向けソリューションの双方を強化
今回発表されたエンハンスメントパッケージ第3弾では、公共サービス向けに、科学研究助成金管理、税収管理、税金還付処理、ショッピングカート、項目階層化の機能を追加。また、小売・卸売業向けには、グローバル・データ同期、販促や品揃え計画、小売向け会計、発注管理時の製品検索機能、食品の店内製造、外部倉庫管理システムへのクロスドッキング・インターフェースや予測・補充プロセス改善、モバイル在庫管理、SAP Credit Managementアプリケーションとの統合モジュールが新たに提供される。
製造業向け機能も強化されており、消費財や石油・ガス企業を中心に直接店舗配送と重量把握管理の機能が実現されているほか、在庫・購買管理における商品価格決定エンジンの改良、リモート・ロジスティクスやジョイントベンチャー会計などの機能強化が行われている。
今後、エンハンスメントパッケージは段階的にリリースされ、「SAP ERP 6.0」を利用する顧客企業には無償で提供されるという。
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