BBSec、スピーディア社に「SENTRION Mail Gateway」導入

　ブロードバンドセキュリティ（BBSec)は19日、宮城県仙台市に本拠を置くスピーディア社へセンドメール社の「SENTRION Mail Gateway」を導入したと発表した。「SENTRION Mail Gateway」は、米フォーチュン誌10社のうち7社、日本の大手ISP 10社のうち7社が基幹メールシステムとして利用している。

　スピーディアは、顧客向けにアンチスパム機能を搭載したメールシステムの構築を企画検討していた。BBSecは、この構築にあたり企画段階で「SENTRION Mail Gateway」の優位性、導入における設計、構築、運用に関するコンサルティングを行ったという。スピーディア社は、今後のサービス強化のためにも、自社にノウハウを蓄積する必要があると判断し、Open LDAPでqmailと連携するシステムを自社開発した。
　スパム対策においては、「SENTRION Mail Gateway」と自社開発のLDAPと連動、テストアカウントでの検証では約1万通のスパムですり抜けてきたメールはわずか1通、誤検知は0という結果が得られた。スピーディア社は、今後、このエンタープライズ・クオリティーのメールシステムをISP向けの顧客並びに企業向けのメールソリューションサービスとして販売を予定している。