- 2008/02/18 掲載
日本BO、エンタープライズサーチ「ビジネスオブジェクツ ポールスター」提供開始
コンシューマー市場では、グーグルやヤフーといった検索エンジンにより、探したい情報やドキュメントの検索性が劇的に上がっているが、企業向けのそれはほとんど存在していなかった。しかし、同製品の誕生により、「このような状況は一変する」と同社 IDD担当バイスプレジデント ジュリエット サルタン氏は語る。「ユーザーは、使い慣れたキーワード検索を使って、全社規模に分散したデータソースから、隠れた有用な情報を検索できるようになります。この結果、その企業では、ユーザーが確信を持つことができる意思決定が増加します」。
簡素化された検索機能と分析機能という特徴以外に、ポールスターは、高いセキュリティと信頼性、短期間で導入が完了する点が挙げられる。ポールスターは、BusinessObjects XIのインフラ、サービス、機能の上に構築される。ポールスター検索機能、および操作機能すべてにBIプラットフォームのセキュリティが適用されるため、ユーザーは各人が許可されたデータにのみアクセスが可能となる。ユーザーの検索結果や操作には、すでに企業標準となっているBusinessObjectsのユニバースや共通のビジネス用語が活用されているため、社員は使い慣れた用語で快適に操作できる。
信頼できるデータ品質に基づき、信頼できるプラットフォーム サービスで情報が統合されているため、ユーザーは確信を持って意思決定を行うことができる。セルフサービスのBI機能を増強しながらも、IT制御を維持するポールスターは、企業のビジネス強化に貢献し、なおかつIT部門のレポート作成のバックログを削減する。ポールスターでは、企業がすでにビジネスオブジェクツ関連で投資したもの(既存のセキュリティ、メタデータ、その他の BI プラットフォーム サービス)を活用するため、管理が簡単な上、導入作業も通常、数日で完了する。
BIスコアカードの構築者、シンディ ハウソンは、「ポールスターによって、ビジネスオブジェクツは、iTuneのようなインターフェイスにシンプルでスピーディな検索とBIを融合させることに成功し、BIを使いこなせていないユーザーにもアピールできます」と述べている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR