- 2008/01/28 掲載
ミラポイント、30%性能を向上させたメッセージアプライアンスサーバの新製品発売
新シリーズは、ハードウェア構成から筐体までを全面リニューアルしたもので、ミラポイントの第8世代目の製品シリーズとなる。全モデルは1U~2U構成となっており、いずれもクアッドコアのインテル Xeonプロセッサを、1U製品には1個、2U製品には2個搭載し、シリーズ全体で20~30%の性能向上を実現した。
開発の背景には、Eメールが企業の重要な情報インフラとなり、増加し続けるメール送受信数と肥大化する一通あたりの平均サイズに対応しつつ、TCOを低く保つことができるメールサーバ自体の性能が再考されていることが挙げられる。同社技術部部長兼プロダクトマネジャー徳久賢二氏は、「メールセキュリティは、スパムやウイルスへの対応という観点から、サーバーの容量や災害時の迅速な対応なども意識されるようになり、包括的セキュリティの時代に入った」と語った。
新シリーズのモデルの1つである「Mirapoint Message Server 6000-SAN Edition」(略称S6000)は、ファイバチャネルSAN(Storage Area Network)に対応し、1台あたりのストレージ容量も以前のモデルに比べて2倍の8TBに増量され、N+1の冗長化構成を用いることで、大企業やサービスプロバイダを中心に増大し続けるストレージの要件に応えるという。
また、メール配送機能を搭載する「Mirapoint RazorGate」のハイエンドモデルであるRG6000は、アンチスパム、ウィルスエンジン稼働中のメール配信数を全モデルより約30%アップし、1時間あたり最大24.8万通のメール配信が可能になった。
関連コンテンツ
PR
PR
PR