- 2008/01/28 掲載
日立システム、作成したマップを重ね合わせて知識を活用するツール販売
「知のコンシェルジュ」は、サーバ上で「体系化された知識」を管理し、ユーザはビジュアル表示により、知りたい事柄を検索できるサーバ用ソフトウエア。これにより、個人で持っていた業務上の知識を組織で共有して活用することが可能となる。
人の記憶力や創造力を強化する方法として、思考のテーマとなるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードをビジュアルに繋げていくことで、人の思考に適したかたちで発想支援を行うことができるマップ作成技法が注目されている。今日、手書き以外にPCを利用してマップを作成するソフトウエアが広く普及してきているが、マップ単位にシートを作成することはできるが、マップを共通したテーマ毎にまとめ、マップ間の情報の関係を表現するという使い方はされていない。
例えば、「知のコンシェルジェ」と「MindManager」の連携を営業報告に利用する場合、まず、「MindManager」で営業報告用のテンプレートを使い訪問時の内容を記載して、マップを作成する。その後、「知のコンシェルジェ」を用いて、商談案件単位に複数のマップを重ね合わせて表示することで、商談状況の変化、進捗や商談の勘所などをビジュアルに把握することができる。この知識を組織で共有することで、次回訪問時にどのように商談を進めていくかといったことを効果的に立案することが可能となる。
日立システムは、「知のコンシェルジェ」に「知のコンシェルジェ インテグレーター on Mindjet MindManager」と「MindManager」を組み合わせて、業務の付加価値向上に高い関心を持っている企業や教育機関などへの販売を計画している。
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