- 2008/01/09 掲載
日本HP、「日本を進化させるサーバの提供を目指す」2008年度事業戦略
事業全体の主要な取り組みは、「専門性を高めた営業人員の増加」、「ゼネラルビジネス営業統括本部新設による直販顧客カバレッジの拡大」「パートナーとの取り組みやエコシステム強化による間販ビジネスの強化」の3つとなる。その上で日本市場に根ざした製品の提供も目指していく。
個々の取り組みとして、Integrityサーバ事業では、「次世代サーバ構築に向け既存顧客にコンサルティングを行う」、「メインフレームユーザの事情に応じてオープンテクノロジの活用ソリューションを提供する」などし、次世代のIT基盤ソリューションを提案することに力点を置く。2008年の注力プラットフォームには、高可用性を実現し、最新デュアルコアItaniumを搭載するなどしたSuperdome&BladeSystemを挙げた。
x86サーバ事業は、国内x86ブレード市場シェア50%を目指す。
NonStopサーバ事業では、実績のある通信に加え、金融、流通・製造・サービス分野へのビジネス拡大を目指す。そのための施策として、今年、専任営業部隊を新設する。また、オープン環境への対応としてソフトウェアの開発生産性の向上を目指す。
同社執行役員 エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括松本芳武氏は、「『24時間×365日、無人化されたコンピューティング環境』を実現できるよう開発を進めていく。HPでも売り上げの2%を投資し、社内でIT変革を実施する予定。そこで集められたノウハウを顧客に提案していきたい」とも語った。
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