- 2007/12/13 掲載
NEC、NGN利用の次世代防災ソリューションと生体認証事業分野に注力
次世代防災ソリューション事業では、NGN技術により、国・自治体の防災情報システムと防災ネットワークの融合を図る。従来、防災関連省庁や自治体の関連部門毎に個別に構築され、各機関間での連携や相互接続が困難になっていた防災ネットワークを、NGN技術を活用して、縦(国-都道府県-市町村)横(省庁間・都道府県間・市町村間、防災機関-消防機関等)の相互連携が可能で堅牢な次世代防災IPネットワークへの移行提案や構築事業の推進を目指す。
また、災害時に、被災住民が携帯電話やPC等の日常使っている端末を用いて上記ネットワークに接続するための通信環境整備や、住民同士の救助・救援活動に必要となる情報を共有するためのアプリケーションシステムの開発も進める。
NECでは、生体認証事業を「捜査指紋」、「出入国管理・国民IDに代表されるCivil AFIS」、「PCアクセス管理・入退場管理などPID」の3分野に大別し、グローバルな市場を視野に、より幅広い応用事業領域に積極的に取り組み事業拡大を進めることとした。バイオメトリクス技術の研究開発強化と、6極体制(日本、北米、欧州、中国、アジア・パシフィック、中南米)によるグローバル事業推進体制を確立し現地法人への技術移転、人材育成などを行っていく。
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