- 2007/12/05 掲載
NEC、ユニクロの店舗や本部システムのプラットフォーム強化
ファーストリテイリングでは2010年に売上高1兆円を目指しており、今回のシステム強化は、商品在庫管理の強化だという。商品在庫管理や商品情報分析などを行う基幹サーバと、それらのデータを格納するストレージの強化が中心。事業拡大やグローバル化に伴いデータ量は急増しており、高拡張性、高性能性、高可能性を実現するという。
今回のシステム強化は、ミッションクリティカルなシステムが対象であるため、導入の際、稼働中の業務を極力停止させないことが課題となっていた。特に、ストレージは基幹サーバは経由することなく、ストレージ間でデータを移行する方式を採用し、店舗・本部における業務制限を最小化し、業務処理のレスポンスを低下させることなくプラットフォームの強化を実現していた。
今回の強化により、店舗のオンライン処理や本部の日別売上実績集計などのバッチ処理が最大で約2倍のレスポンスの向上と、業務データバックアップ処理の最大約4倍の性能改善を実現したという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR