ピー・シー・エー、金融商品取引法対応の基幹業務ソフトを提供

　ピー・シー・エーは30日、中堅中小企業向け基幹業務パッケージの最新版「PCA会計9シリーズ」を来年2月より販売すると発表した。内部統制機能を大幅に強化し、中堅中小企業に最適なIT統制環境を実現できるとしている。

　「PCA会計9シリーズ」では、金融商品取引法で求められる内部統制の整備運用に際しての「システム管理基準 追補版」に対応して、会計ソフトの基本機能を標準搭載している。また、ユーザーIDごとのパスワードの有効期限や桁数制限、伝票データの承認機能における権限設定の制限など、アクセス管理機能を強化。同ソフトを導入することで、不正処理や誤入力、改ざんの防止や早期発見が可能となり、会計データの信頼性を確保し、効果的なIT統制環境を実現する。

　また、来春から同シリーズをベースとしたSaaS型サービスを開始する。同サービスは、パッケージと同様の操作性、機能、処理速度を実現するとともに、セキュリティ面でも万全の業務環境を提供する。