日本IBMは29日、データセンターのエネルギー消費を追跡し、ユーザーによる電力使用量の監視と効率性向上およびコスト削減のための調整を支援する業界初の管理ソフトウェアの最新版「IBM Systems Director Active Energy Manager」を発表した。
日本IBMは29日、オートノミック(自律)機能を利用してデータセンターのエネルギー消費を追跡し、ユーザーによる電力使用量の監視と効率性向上およびコスト削減のための調整を支援する業界初の管理ソフトウェアの最新版、「IBM Systems Director Active Energy Manager」を発表した。価格は、1万9320円(サーバ1台あたりの新規ライセンスおよびサブスクリプション1年分)となる。
「IBM Systems Director Active Energy Manager」は、従来IBMのx86サーバ「IBM System x」を中心に提供してきた電力管理ソフトウェア「PowerExecutives」の機能を拡張し、他のプラットフォームへ対応を拡大した製品。データセンター内のサーバやストレージが実際に使用した電力量そのものを把握することが可能になり、管理者はデータセンターにおける設備投資やエネルギー予算の見積と計画を、長期的視野で最適化できるようになる。