- 2007/11/29 掲載
NECソフトと野村総研、ログ取得管理機能を追加したコンテンツ保護ソリューション発売
「Webコンテンツプロテクター AE」「Webブラウザプロテクター AE」は、コンテンツそのものの利用を制御する製品。従来の情報漏えいの出口をふさぐ手法とは異なる。「Webコンテンツプロテクター AE」は、ネット上に配信されるマイクロソフトOfficeドキュメント、PDFファイルの利用に制限をかけることができ、「Webブラウザプロテクター AE」は、HTML、jpeg、gifなどのWebコンテンツそのものを保護できる。対象ファイルやコンテンツは、ダウンロードしたクライアントPC上でしか閲覧できなくなり、保存・印刷・画面キャプチャー等のユーザー操作が制限される。このため、各ファイルの電子メールによる添付転送、USBメモリなどでの持ち出し、ファイル交換ソフトによるファイル流出事故などに対しても、企業は情報そのものの流出を防ぐことができる。
今回発売するVer.4.0の特徴は、ログ取得管理機能の新規追加。具体的には、保護ファイルへの参照、印刷、キャプチャーなどの詳細な操作情報が記録されて逐一サーバに集約され、集中的な管理を実現した。これにより、企業システムの内部統制で求められるログデータの統合管理をはじめ、ファイルに対するセキュリティ攻撃の傾向分析や、万一ファイルが流出した際、経路把握など、コンテンツ二次利用のトレーサビリティを確保し、ファイル流出リスクが発生した際の迅速な対応やフォレンジックス(証拠保全)を強力に支援する。
また、新たな動作環境へも対応し、Windows Vistaをはじめ、マイクロソフトOffice2007、Adobe Acrobat Reader 8にも完全対応している。さらに、「Webコンテンツプロテクター AE Ver.4.0」では、保護されたファイルがオフライン状態でも参照できるようになった。オフライン状態においても、従来と同様、参照回数、参照可能時間、印刷、キャプチャなどが制御され、端末固有の暗号化が施されているため、セキュリティの高さを維持したままで利便性の向上を実現した。
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