NTTデータ イントラマートは11月12日、ERP拡張基盤「intra-mart ERP Value Solution」を11月1日にリリースしたと発表した。SAPのERP製品と連携し、ローコードで外部拡張アプリケーションの開発を可能にする同基盤は、SAP導入企業がアドオンを最小限に抑えた形で利用できることが特徴であるという。

　同ソリューションは、SAPの標準的な使用法（Fit to Standard）を維持しつつ、データ連携や外部開発を容易にするアーキテクチャーを提供するもので、SAPの「2027年問題」への対応を視野に入れている。

　提供機能として、SAP S/4HANAとのリアルタイム連携を行うコネクタや、データカタログ、カスタマイズ可能なテンプレートアプリケーションが含まれる。これにより、企業は迅速なアプリケーション導入を進めるとともに、SAP技術者への依存度を減らすことが可能になるという。