大日本印刷とインテリジェントウェイブ、オフィスセキュリティサービスを共同提供

　大日本印刷とインテリジェントウェイブは、金融機関を対象に、「SSFC」に対応したオフィスセキュリティの共同サービスを提供開始した。

　「SSFC（Shared Security Formats Cooperation）」はICカードのデータフォーマット。さまざまな機器や設備をSSFCに対応させることで、セキュリティレベルの向上と、1枚のICカードでのより簡単な運用を目指す。

　今回発表されたサービスは、ICカード社員証と連動した入退室ゲートや監視カメラなどのセキュリティ機器と、パソコンやネットワーク向けの情報セキュリティシステムとを統合するもの。両社は共同で、オフィスセキュリティの強化・運用に向けたコンサルティング、および関連機器とソフトウェアの提供を行う。また、今後は、金融機関への導入を足がかりとして、日系企業の海外現地法人や他業種へ向けて、このサービスの導入を推進していく方針だ。