- 2007/10/19 掲載
「薬物取引よりもサイバー犯罪は儲かる」フォーティネット、自社のセキュリティ体制について説明会
同社のUTMは、FortiOSという独自のOSのうえで、ファイアウォール、IPS、アンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタなどの機能が「APIなどを通さずに(ユー氏)」統合されている。広範なセキュリティ機能それぞれに対応人員が割り振られており、「さまざまなプロセスを効率化することで」それぞれの機能が1年で約2倍以上のペースでパフォーマンス向上したというレポートを公表した。その結果、「各機能のパフォーマンスが競合他社と同水準」となり、「一体化していることの強み」が一層発揮される環境になってきたという。
統合化されていることの強みについて、「ポリシーを一元管理できる(シニアマネージャ スティーブフォッセン氏)」「(ソフトウェア上、サポートともに)パフォーマンスが向上」などと解説。
また、世界各地で発生する脅威に対して、9個所の戦略拠点に設置した40以上のサーバ、160名の監視員が8時間交代の24時間態勢で対応しているワールドマップを公開。
全世界的なセキュリティ脅威のトレンドについてユー氏は「薬物取引を行うよりもサイバー犯罪を行うほうが儲かるといった統計もあり、営利目的が多数を占めており、悪質化が今後も進む」と語った。
関連コンテンツ
PR
PR
PR