- 2007/10/19 掲載
函館市、モバイル情報配信システムで観光地活性化をめざす
NECでは、函館まちナビ協議会と公立はこだて未来大学と共同で、10月27日~11月11日に函館市湯の川温泉で開催される「はこだて湯の川温泉泊覧会」および市内周辺地域において、ICカードやおサイフケータイを活用して、市民や観光客に観光スポットへの来訪・周遊を促すモバイル情報配信システムの実証実験を実施する。
国土交通省が推進する、観光客への情報提供の高度化による移動支援プロジェクト「まちめぐりナビプロジェクト(まちナビ)」において、函館まちナビ協議会が推進しているのが「はこだてまちナビ」。このたび実証が行われるシステムは、「はこだてまちナビ」に参加する市民や観光客が、ICカードやおサイフケータイを観光スポット(チェックポイント)に設置したリーダにかざすと、携帯電話に周辺の観光情報や、まだ訪れていないチェックポイントへの経路案内情報・周辺情報などが配信される仕組みとなっており、市内に点在する観光スポットへの来訪・周遊を促し観光地を活性化するとともに、地域に密着した独自の行程プランの提供を実現するもの。
観光スポットに設置されているリーダに観光客のICカードやおサイフケータイをかざすことで、観光スポットの位置情報と観光客の経路情報が時間情報も含めて連携され、動態入込客数の把握が可能となる。また、観光客の移動経路の把握や携帯電話を活用したアンケートの収集も可能となり、定量的なデータと観光客のアンケート結果を活かした観光地活性化の施策を支援する。
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