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  • 富士通、次世代ネットワークの「見える化」を実現する管理ソリューション開発

  • 2007/10/15 掲載

富士通、次世代ネットワークの「見える化」を実現する管理ソリューション開発

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富士通は、次世代のネットワークサービス管理ソリューション「ProactnesⅡ」を開発し、2008年度第1四半期より販売開始する。
 今回開発したのは、ネットワークサービスで提供される音声や映像の体感品質(QoE: Quality of Experience)を管理する「ProactnesⅡ QM」と、数十万規模の通信機器で構成される大規模ネットワークの監視、運用管理を実現する「ProactnesⅡ NM」の2つ。価格はQMシリーズが123万円(税別)、NMシリーズが300万円(同)から。パッケージ商品販売やそれらに関するサービスの提供などで、3年間で約200億円の売上高を見込んでいる。

 「ProactnesⅡ QM」は、富士通研究所が開発した音声や映像の体感品質を定量化する技術を業界で初めて製品化するもの。IP電話の音の聞こえやすさやネット配信の映像の見えやすさといったユーザーが感じる品質の「見える化」を実現する。

 具体的には、音声の面では、通話に混入したエコー、ノイズの検出、通知が可能になった。映像の面では、従来、パケットロスとしてデータのみで判別していたノイズを、ユーザー側からの見え方で指標化できるようになった。例えば、30%のパケットロスが生じるとあらかじめ設定した画像の見え方の指標数値と比較することで、同レベルのパケットロスでも、より荒れているように見えた画像についてはアラームで通知する、などが可能になる。

 また、常時モニタリングを行うことで、リアルタイムでの品質変化や障害傾向分析、予兆検知ができる。

 「ProactnesⅡ NM」は、2000年8月に発売した「Proactnes/SN」のアーキテクチャーを改良し、数十万規模の通信機器で構成される大規模ネットワークにも対応するもの。コア網からアクセス網までの障害監視、MPLS-VPN制御、VLAN制御などの運用管理を実現する。また「ProactnesⅡ QM」と連携し、ネットワークサービスの品質状況をサービス・地域ごとに把握し、その運用状況や品質劣化の影響を的確に把握することが可能になる。

 ネットワーク管理ソリューション事業部事業部長野村豊夫氏は「将来的に、オールIPネットワーク化されれば、サービス品質の定量化と、品質の予兆、トラフィックルート、ネットワーク・サーバ構成情報に関する運用管理が求められるようになる」と説明した。

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