- 2007/10/09 掲載
日立など、メタボリック症候群予防に役立つ運動解析システム開発
3軸加速度データを基に人の行動を十数種類(座っている、歩いている、など)に判別し、カロリー消費量や運動量計算を行うため、従来の歩数計を用いた方法などよりも、精度の高いデータを算出することができる。運動指導を受ける患者は、センサボックス「日立AirSense」を腰につけ、データを計測。それらのデータは、無線通信によってPND(Personal Navigation Device)やPDA(Personal Digital Assistant)に転送される。このPNDやPDAでは、患者自身が自分の行動パターンや運動量やその強度を確認することができる。
将来的には、無線通信によってデータ転送ができる体重計や脈拍センサを組み合わせることにより、運動量やカロリー消費量と体重データを一元的に管理することが可能となる。
製品化は、メタボ症候群を予防・改善する特定健診と保健指導が開始される2008年4月を予定している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR