NTTは9月24日、動きのある空間情報を遠隔地にそのまま伝送・再現する「動的3D空間伝送・再現技術」を確立したと発表した。

　この技術は、少数のLiDARやカメラを活用し、膨大な3次元点群データと画像データを組み合わせ、オブジェクトの動きを含む空間全体の情報を伝送・再現できる。今後、この技術をエンタメ領域やデジタルツインに応用し、新たなユーザー体験を提供することが期待されるという。

　NTTはこの技術を、音楽ユニットPerfumeのライブで適用し、リアルタイムの3D空間再現を実現している。これにより、都市や作業現場のモニタリング、災害対策にも活用される見込みだ。