- 2007/09/11 掲載
トレンドマイクロ、Webからの脅威に対抗する「ウイルスバスター2008」販売
同社の調査によると、ウイルス感染の原因として「Webサイトからのダウンロード」など、Web経由によるものが急増している。そのため、今回新たに販売するシリーズでは、従来のパターンファイルによる対策に加え、「Webレピュテーション技術」、「不正変更の監視機能」を新たに搭載、3段階で脅威の侵入を防ぐ。
「Webレピュテーション技術」は、ドメインの安定性などの評価情報により、Webサイトへのアクセスが安全かどうかの判断材料を提供する技術。URLフィルタリング機能と連携することにより、危険性の高いWebサイトをページごと制御する。また、「不正変更の監視機能」により、疑わしいプログラムによりシステム領域が改変される前に検出が可能となる。
会見に出席した同社日本代表大三川彰彦氏は、今後のビジネス戦略を発表。Webからの脅威が巧妙化し、金銭目的にシフトしている現状に触れ、「企業向けセキュリティソリューションで培ったノウハウを、同様の脅威にさらされているものに対しても生かしていきたい」とコンシューマビジネスを重要視していく意向を示した。
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