NIコンサルティング、ASPに広告を掲載して導入コストを安くするサービスを開始

　今回、サービスを開始する「ASP＋AD」は、ウエブサイトを訪れたユーザーの属性を読み取り、その属性に応じて各種広告イメージを自動配信する、というもの。またコンテンツを上書き表示するため、通常のバナー広告ではない箇所での広告配信が可能となる。

　広告媒体としての特性として、（1）同シリーズのASPサービス利用者は100％法人であること（2）地域・業種・社員数・資本金・売上高などの詳細なセグメントに分けた広告を提供することが可能であること（3）既存の検索サイト型ポータルサイトよりも日中の利用率が高い、といった特徴がある。

　同社は、大手ソフトメーカーやPCメーカーなどのBtoBネット営業モデル企業をターゲットに広告獲得のアプローチを計画している。

　同サービスは、同社のASPサービス利用者の特徴を生かした広告収入増によって、1人当たりの月額利用料がASPサービスと比べて500-200円安く、中小企業にとって営業支援システムの導入ハードルがさらに低くなることから、同シリーズの累計ユーザー数を早期に2,000社にまで引き上げることを目指す。