• トップページ
  • 丸紅、DALの「ACMS E2X」導入でシームレスな連携とデータ連携の一元管理を実現

  • 2007/09/04 掲載

丸紅、DALの「ACMS E2X」導入でシームレスな連携とデータ連携の一元管理を実現

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
データ・アプリケーションは4日、丸紅のEDIサーバ再構築プロジェクトで、DALのBtoBインテグレーションサーバ「ACMS E2X」が本格稼動したと発表した。
 これまで丸紅が活用してきたEDIシステムは、ビジネスの拡大や取引先の増大により順次拡充してきた。結果、取引データの転送ルートや伝送プロトコルが複数存在することになった。また、システム間連携が複雑化、運用コストや作業負荷が増大していた。「EDIシステムは導入から7~8年が経過し、さまざまな面で不都合が目立っていた」と丸紅 情報企画部 企画推進課長 隅倉啓介氏は語る。また、他部門間の多種多様な業務システムの連携についても、経年とともに複雑化しており、シンプルかつシームレスな連携とデータ連携の一元管理に対するニーズが高まっていた。

 そこで、EDIサーバ再構築プロジェクトでは、まずデータがどう流れているのか現状を把握した。そして、さまざまなデータ変換パターンを洗い出し、送信元、受信先という明快な形に整理した上で、EDI機能とEAI機能を1つの製品でカバーする「ACMS E2X」により、60台以上で構成される36の業務システムをシームレスに連携した。

 「ACMS E2X」はJavaベースで動作するため、連携対象システムのプラットフォームの違いを吸収できる。非常に効率的に連携することができた。従って、従来システム間連携のために各サーバに個別に導入していた伝送ツールが不要になり、かつ保守費用が大幅に削減され、旧システムの2分の1以下になったという。

 業務効率に関しては、社内・社外すべてのデータ伝送を一元管理できることから管理効率が向上し、データ伝送状況を、送信先の状況まで含めて詳細かつ確実に確認できるようになった。また、各システムに配布するマスタデータをバッチでまとめて送るのではなく、必要に応じてタイムリーに更新できるなど、システム連携のリアルタイム性を高めることができた。さらに、伝送スピードも飛躍的に向上し、旧システムでは40~50分かかっていた処理が、わずか数分に短縮された。これにより、万一障害が発生した場合でも余裕を持って対処できる。「社内システムもシームレスに連携可能な『ACMS E2X』により環境を全面的に刷新したことで、今後に向けた新たなシステム基盤を確立することができました」と隅倉氏は語る。

 また、EDIとEAIの両機能を別々の製品で構築する場合に比べて、「ACMS E2X」は低コストで安定的な環境を実現でき、データ種は約3000ファイル、通常日一日あたりに交換されるデータは約1600ファイル/2.8GBにも達する丸紅全社で行われる膨大な処理を確実に処理しているという。

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます