日立システムとマカフィー、企業内部の脆弱性リスク管理ソリューションで販売提携

　日立システムアンドサービス（以下、日立システム）と、リスク管理ソリューション「McAfee Foundstone」の販売代理店契約を締結したと発表した。

　「McAfee Foundstone」は、マカフィーの製品で、ネットワーク上の資産の脆弱性リスク管理を行うリスク管理ソリューション。専用ハードウェアの「McAfee Foundstone 1000A アプライアンス」と「McAfee Foundstone エンタープライズソフトウェア」を基本に、各種オプションソフトウェアの追加により、企業内部の脆弱性リスク管理におけるPDCAサイクルを実現する。具体的には、オフィス内部のネットワークに接続されたホストやPCなどの資産を自動で検出し、定期的に脆弱性の検出を行う。検出した結果は、資産の重要度や、脅威などを考慮し、対策が必要な脆弱性は、ワークフローに登録されるため、対策が完了するまでの進捗管理を行うことができる。

　日立システムは、「McAfee Foundstone」を、ネットワークセキュリティの診断や審査を行いISO27001などの認証取得を支援する「セキュリティマネージメントソリューション」のラインアップに追加し、日本国内での販売を8月1日から開始する。