日本ユニシス、個人認証ソリューションとSSFCの連携サービスを提供

　日本ユニシスは4日、「アイデンティティ・マネジメント ソリューション」とオフィス環境のセキュリティ向上を目指す業界団体SSFC（Shared Security Formats Cooperation）に対応したPC個人認証 ソリューション「IDAgent」の連携サービスの提供を行うと発表した。

　今回のサービスは、2007年4月23日に発表した「ID管理ソリューション」の中核をなすもの。「ID管理ソリューション」の対象範囲を拡大し、これまで情報システムを対象としてきたID管理システムをオフィスセキュリティシステム（入退室管理システム、PCやOA機器の個人認証）まで拡大させる。

　1枚のICカードで、業務システム、メールシステム、グループウェアといった社内の情報システムからオフィスセキュリティまで統合的なID管理が実現できるという。今回の発表で具体的には、まずID管理システムとSSFC対応PCセキュリティ ソリューション「IDAgent」との連携が可能になる。この連携により、SSFCの活用分野の内、PCの個人認証に関するID管理が一元化されるという。

　日本ユニシスでは、ID管理ソリューションとSSFCソリューションの売上を今後3年間で20億円を見込む。