- 2007/06/13 掲載
日立、フリーアドレスオフィス環境での「在席管理ソリューション」を販売開始
同サービスは、ホワイトカラーの知的生産性を向上させるワークスタイル改革を支えるため、開発された。フリーアドレスオフィス環境では、日によって社員の座席位置が変わるため、誰がどこで業務をしているか、在席/離席中かが分かりにくいというデメリットがあった。今回、日立は実際にフリーアドレスオフィスで業務を行っているエンドユーザーである従業員から、意見をフィードバックして機能を盛り込み、在席状況を正確に把握でき、効率のよいコミュニケーションを可能とする、座席表示ソフトウェア「座席ナビ」を開発した。新商品は、同ソフトウェアをベースに製品化されたもの。
新商品の特長は以下の通り。リアルタイムにオフィス在席者の氏名と場所を表示可能で、通常のLAN環境に接続されているPCでも、フリーアドレス環境のPCでも、ユーザーがログインするだけで、自動的に氏名と座席位置を認識し、オフィスレイアウト図の該当位置に氏名を表示することができる。また、ログイン後も、例えば5分周期など周期的にユーザーの在席情報を取得することでリアルタイムに在席/離席状態を知ることができる。
次に、検索により個人の座席位置や在席状況をすぐに確認でき、ワンクリックで電話が可能になる。 氏名入力による検索で、その人の座席位置の特定や在席/離席中かの確認ができる。また、オフィスレイアウト図に表示された氏名をワンクリックするだけで電話をかけることが可能。これにより、事前に在席かどうかを確認できた上でその人に直接会いに行く、電話する、不在なのでメールしておくなど、その場に合わせたより効果の高いコミュニケーションを図ることができるようになる。
同社は、「座席ナビ」についても、汎用ソフトウェア製品として、本年10月に製品化する予定。
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