- 2007/05/22 掲載
ターボリナックス、ハノイ工科大に「wizpy」300台導入
導入実証は、ハノイ工科大学IT学部3年生300名を対象に、本年1月12日から3月20日までの約2ヶ月間行われたという。実証実験対象の学生は、クラスに設置されたパソコンに1人1台導入されたベトナム語対応wizpyを接続、授業や自習などでwizpyに内蔵されたOSSデスクトップ環境を利用する。OSSアプリケーションの機能性、操作性などの評価を行い、OSSを導入する際の問題点や課題を抽出し分析する。同時にOSSデスクトップの活用方法として、サーバ側でオフィススイートOpenOffice.orgを管理し、生徒はネットワークを介してアプリケーションを利用することで、運用管理に関する検証を行った。
wizpyを利用したOSSデスクトップ環境の全体的な評価として、97%の学生が環境に満足、または普通と答えた。その他OSSアプリケーションの利用に関しても大半の生徒が問題なく利用でき、操作性や機能面でOSSは他の商用デスクトップ製品に劣らず実用に適していることが実証された。また、アンケートによりOSSに「使いやすさ」や「自由なカスタマイズ」「セキュリティ」「パフォーマンス」などでメリットを感じた生徒が多く、今後のOSSデスクトップ環境の普及が期待できる結果となった。
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