インフォテック・アーキテクツ製品にNECの「WebSAMオフィス」を組み込み

　インフォテック・アーキテクツと日本電気（以下、NEC）は、ワークフローシステムの安定稼動と効率運用を目指して協業したと発表した。「WebSAM」との連携ソリューションを提供するパートナー各社にNECが販促・技術面で支援するプログラム「WebSAM WORKS」にインフォテック・アーキテクツが参加していたことから、今回の協業に至った。

　協業によって両社は、インフォテック・アーキテクツのwebドキュメントワークフロー「Create!XfWebフロー」にNECの中小規模システム専用運用管理製品「WebSAMオフィス」を組み込み、「Create!XfWebフロー with WebSAMオフィス」として販売する。

　「Create!XfWebフロー」は、Webでの申請業務で電子ドキュメントを回覧/申請/承認するインフォテック・アーキテクツのワークフローシステム。一方の「WebSAMオフィス」は、大規模システムの運用管理に有効な統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」から、中小規模システム向けにニーズの高い機能を製品化した中小規模システム専用運用管理製品だ。障害時の対処ノウハウを蓄積・共有化するナレッジ機能を搭載する。

　今回発表された「Create!XfWebフロー with WebSAMオフィス」では、「WebSAMオフィス」のナレッジ機能を活用し「Create!XfWebフロー」専用のナレッジを提供。ワークフローシステム障害時に迅速な対処が行えるよう支援する。

　また、「WebSAMオフィス」が監視するシステムの性能情報をもとにワークフローシステムの資源状況をレポートする機能を搭載し、ワークフローサーバのメモリやディスクなど資源状況のビジュアルなレポートをバックアップやウィルスチェックの結果と共に毎朝メールで管理者へ通報するなどの使い方が可能だ。また、インフォテック・アーキテクツのサポート部門への自動通報機能を搭載する。

　「Create!XfWebフロー with WebSAMオフィス」の希望小売価格（税別）は60万円～となっている。