- 2007/04/03 掲載
NTTドコモ、臨場感あふれる音声通話を実現
この技術が対象とする周波数は、50Hzから16kHzへと拡大し、人間の音声に含まれる周波数をカバーしたという。また、人間の聴覚は、大きな音量は誤差を感じにくいという特性を持つことから、「大きな音量の周波数は符号化の精度を最小限にとどめる一方、小さな音量の周波数では、きめ細かく符号化する」という精度調整法などを採用することで、音質の向上と同時に、符号化処理の効率化も実現している。
これが実用化されれば、携帯電話での家族や友人との会話がリアルな感覚で行うことできたり、多人数の電話会議や遠隔教育においても、実際に対面している状態にさらに近づいた、より充実したコミュニケーションの実現が期待できるという。
PR
PR
PR