- 2007/03/20 掲載
日本IBM、データセンターの消費電力、発熱問題を解決
この課題を解決するため、日本IBMはデータセンター内の熱解析シミュレーション・サービスを開始する。顧客の現状のサーバ環境や空調環境を調査し、コンピュータ・シミュレーションにより温度や気流の分布を見える化して、サーバの安定稼働の観点から空調環境などの問題点や対策を提案する。さらに、将来、サーバを増設した場合に起こりうる熱問題を回避するための推奨案を報告する。
なお、日本IBMでは、顧客がこのサービスの解析をもとに対策を講じる際のサービスとして、サーバラックの移設といった設備関連のサービスやインフラの消費電力を効果的に最適化する「Cool Blue」などを別途、提供できる。「Cool Blue」は、IBM独自のソリューション群で、サーバ内部を最も効率良く冷却できるよう厳密な計算を重ねて冷却ユニットをレイアウトする技術や、ラックから発生する大量の熱をラック背面に設置した冷却装置を備えたドアパネルにより、排気熱の温度を下げ、サーバルーム内の空調機器の効率的な運用を可能にする技術などを提供する。
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