- 2007/03/07 掲載
景気動向指数、先行指数が3か月連続の50%割れ
発表によると、景気の先行きを示す先行指数は3か月連続で50%を下回り、一致指数は10か月連続で50%を上回った。
先行指数は、新設住宅着工床面積が6ヶ月ぶりにマイナスに転じるなどの影響があったが、中小企業売上げ見通しなどはプラス化し、前月比10ポイント高の35%となった。一致指数は55.6%で、前月の61.1%からは減退した。
なお、遅行指数は50%で3か月連続で50%を上回っている。
景気動向指数とは、景気が上向きか下向きかを示す統計指数で、東証株価や長短金利差、生産指数、中小企業の売上高などを指数化し、これを各種指数に組み入れて総合的に判断するもの。50%以上だと景気が上向き、以下だと景気は下向きとなる。一般的には景気の現状を示す一致指数と先行きを示す先行指数に注目される。
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