NEC、ワークフロー付き文書長期保存システムを発表

　NECは、文書長期保存システム「e文書ソリューション」を発表した。

　「e文書ソリューション」は、任意の電子文書を長期保存署名付きPDFファイルに変換するソフトウェア「SkyPDF　ArchivingSignature　Server　PDF　Edition」と、小規模企業向け文書管理製品「WebDCM」あるいは大規模企業向け文書管理製品「Documentum」とを連携させ、これらを組み合わせたワークフロー付き文書長期保存システム。

　今回発表された「e文書ソリューション」では、製造業等における技術文書や知的財産関連文書を証拠情報として長期保管することができるほか、経理関係書類の電子化によるe－文書法への対応、企業活動の情報を証跡として記録することによる内部統制の強化などを実現する。

　大規模企業向け文書管理製品「Documentum」と連携する「Documentum5.3 長期保存署名対応版」は本日より出荷され、希望小売価格は264万円～。小規模企業向け文書管理製品「WebDCM」と連携する「WebDCM3.0 長期保存署名対応版」は4月出荷開始予定で、希望小売価格は90万円。