- 2007/02/26 掲載
「ストレージ界のシスコを目指す」ネットワーク・アプライアンスCEO
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米Network Appliance CEO ダン・ウォーメンホーヴェン氏(上) 日本ネットワーク・アプライアンス 代表取締役社長 大家万明氏(下) |
NAS市場で35%のシェアを持つ同社は、そのシェアを維持するとともに、最近参入したSAN市場においてもトップ5を目指す。ただし、NAS/SANという区切りよりも、「大きいデータをいかに効率よくコストを抑えて蓄積していくか」「どうやって使われていくかが重要だ(ダン氏)」と指摘。特に中間的なポジションを持つ「IP-SAN」は重要なウェイトを占めるという。
日本市場での展開については、2007年1月19日より新社長に就任した大家万明氏が「2010年には現在のビジネス規模を2倍にする」と強気の見通しを発表。
2007年度は販売チャネルのさらなる活性化を目的に、新市場パートナープログラムを用意し、現在120人の営業部隊を160~170人程度に増強するなど営業・サービス組織の強化、IT市場における企業認知度を80%以上に上げていく施策などを実施する。
セキュリティ暗号化ソリューションベンダーなど2年間で5つの企業を買収した成果は、「NetAppの製品に組み込んで“Simplyfying Data Management”を実現できる状況になれば製品を提供していく(大家氏)」として、製品の投入は数年後になるとの見通しを示した。
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