大日本印刷、卓上型のICタグ・リーダーライター「HRW-DSU01」を発売

　大日本印刷（DNP）は12月19日、卓上タイプの小型ICタグリーダーライター「HRW-DSU01」を発売すると発表した。

　無線を利用して人や物の識別などを行うICタグシステムは、現在、企業の製造現場や、一部の公共機関（図書館など）で利用が始まっており、今後、企業活動や日常生活をより快適で便利にする技術として、より一層の普及が期待されている。しかし、オフィスや店頭など、より生活者の身近な場所にICタグシステムを導入するためには低コストで小型のICタグリーダーライターが求められていた。

　今回、DNPはこのようなニーズに対応し、小型ICタグリーダーライターHRW-DSU01を開発。小型・低価格といった要素を備え、USB接続によって手軽に利用できるICタグ・リーダーライターを目指した。

　本体サイズは横100ミリ×縦55ミリ×奥行き28.5ミリmmで、重量80グラム、開発支援ライブラリを標準で付属する。製品単体およびアプリケーションソフトで、2008年度に1億円の売り上げを目指す。

「HRW-DSU01」