フォーバルクリエーティブ、法人向けトータルセキュリティサービスを開始

　セキュリティ対策を自社で行う場合、システム管理者や専門の技術者を配置し、最新のセキュリティ機器の導入をはじめとして、セキュリティシステムを常に最新の状態に維持することが必要になるため、そのコストは大きな負担になっている。新リース会計基準の適用など、セキュリティ機器やソフトウエアの購入やリースによる資産計上を「サービス利用」という形に変えることでROA（総資産利益率）の改善を図ることも可能になる。

　フォーバル クリエーティブが開発したサービスは、情報漏えい対策や企業リスク対策など「内的要因」へのセキュリティ対策と、不正侵入検知・攻撃防御など「外的要因」へのセキュリティ対策とを体系的に網羅し、さらに監視・管理・運用・保守などの運用支援と脆弱性診断・内部監査などのセキュリティ診断を組み合わせた、包括的なセキュリティサービス。このサービスにより従来の部分最適な対策から全体最適なセキュリティ対策を実現可能にする。

　具体的な特徴としては、セキュリティポリシー、各種設定等を標準化・パック化しサービスに組み込むことにより、スピーディかつ低コスト化されている。また、業種特性を考慮し、「財団法人金融情報システムセンターの金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準（第7版）」等に準拠した金融機関向けサービスとしての要素を備える。そのほか「外部からの不正な侵入等に対して適切な防止措置」「電子メール等による不正の防止～通信記録の保全」、「WEBアプリケーションの脆弱性検査や改ざん防止対策」など、内部統制強化におけるIT面での具体的対策を網羅する。

　初年度受注3件、1億5,000万円の売り上げを目標に掲げる。